[ A.M.さん ]

ゲスト: Miss Nicole Phinney ~ 1泊



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この日は、それまでの梅雨空が嘘のように快晴でした。私の住む宝塚は、その名の通り宝塚歌劇団の本拠地です。 近くに、清荒神清澄寺という平安時代からの古い社寺があり、のんびりと歩くことが出来ますので散歩に行きました。 しかし、肝心の英語での説明が。とりあえず事前に単語は調べておいたのですが、いざとなるとなかなか言葉が出てきません。 山門はsan-mon gate, 本堂はmain hall,納札堂はtalismans hall。参道の『身代わり瓢箪』までは、調べなかった(汗) お昼は参道の手打ち蕎麦屋さんへ。食事の前には、ニッキーが私たちの手をとって食前のお祈りをしてくださいました。何か心が静まる様なお祈りでした。

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事前に蕎麦屋さんには、箸に不慣れなニッキーの為フォークをお願いしておきました。でも、ニッキーはなれない箸を上手に使って、美味しそうに食べていました。 ただし、そばをすする音には抵抗があったようです。音は立てられないと、苦笑いをしていましたが、それでも日本の習慣に果敢に挑戦する姿が印象的でした。あとから、蕎麦をすする意味は『蕎麦の薫りも堪能するため』と、伝えると納得してくれました。

ニッキーの話を集中して聞くと、『そうか、なるほど!』と思うのですが、聞いた後に自分の感想、意見を続けることが出来ません。ですから、会話がキャッチボールにならない。どれだけの素晴らしいボールをニッキーから投げてもらったことか。それなのに、 こちらからはへなちょこボールばかり・・・それも何球ニッキーの元に届いたのでしょうか。気持ちが焦ってきます。

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そこで、そろそろお食事に!今夜は、ちらし寿司と自家製たこ焼きがメイン。食卓の用意等をしている方が、いろいろ会話も弾みます。タコは食べられる?こんな野菜は、アメリカにあるの?この野菜は英語で何というの?いつもご主人がお料理するの?そんな~! なにか行動している方が喋りやすいわ。と、調子が出てきました。食事も済んで、いよいよニッキーに浴衣を試着してもらうことに。

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将来、アメリカ行った時に、何にも芸がないので、「着物の着付け」の練習を始めていたのです。まだまだなのですが、なんとかニッキーに浴衣を着せてあげることが出来ました。 ひもは、きつくない?自分が着るのと、着せるのでは反対向きだから、難しいわ。ちょっと引っ張るよ。(帯をしばって)苦しくない?つたない着付けでしたが、喜んでいただけたようでした。長かったような、あっという間の一日でした。しかし、貴重な一日でした。

振り返ってみれば、イベントに向けて付け焼刃で1カ月特訓したつもりでしたが、あまり成果がなかったような…でも、私には単語力が足りないのがよく分かりました。語彙をふやすことが今後の課題です。記憶力、集中力は、若いころより数段落ちているのも実感しました。途中で日本語で考えるのもできなくなるくらい頭が真っ白になったこともありました。(汗)